先週、チェシャー州のマルパス近郊にある壮大なチャムリー・キャッスルで、ウェールズ・ラリーGBの公式プレゼンテーションが開催された。
2017年のラリーGBのプレゼンテーションには、コリン・マクレーのコドライバーだったニッキー・グリスト、ペター・ソルベルグのコドライバーだったフィル・ミルズ、エルフィン・エヴァンスの父であるグウィンダフ、ヘンリ・トイヴォネンのコドライバーを務めた85年のGB(当時のRACラリー)ことがあるニール・ウィルソンら、ウェールズ出身のレジェンドドライバーたちが駆けつけた。
ディーサイドをベースに10月26日から29日にかけて世界ラリー選手権第12戦として開催されるラリーGBは、1日目と2日目にウェールズ中部をドライブし、その後さらに北へ向かってスランディドノでセレモニアル・フィニッシュを迎える。
ウェールズ・ラリーGBのマネージング・ディレクターを務めるベン・テイラーは、次のように語った。
「我々の目標は、すでに偉大なイベントだった昨年の成功を基盤にさらに発展させることだ。我々は伝説的なウェールズの森を抜ける300kmの素晴らしいステージを持っている。そして再びチェスターとチャムリー・キャッスルに戻ることはとても良いことだ」
プレゼンテーションにビデオリンクを介して参加したエルフィン・エヴァンスは、土曜日の午後に暗い中でアルベルヒナントとフィフナントを走ることは真の挑戦となると語った。
「僕たちは本当にクラシックなイベントを体験するだろう」とエヴァンスは熱狂的に語った。

「ステージは素晴らしく、今年はそれらが耐久レース的な要素と組み合わさっている。新世代マシンをドライブし、今季はずっと信じられないほどのフィーリングだったが、僕は僕たちがマシンの中で感じているのと同じくらい、マシンの外側の光景も素晴らしいものであることを願っている。僕たちを応援してくれるファンがステージに多く集まることを期待している。母国ラウンドで素晴らしい結果を出したい」
来月のラリーGBには、レジェンドゲストとして、1981年にアリ・ヴァタネンのコドライバーとして世界チャンピオンに輝いたプロドライブの会長であるデビッド・リチャーズが招かれている。