WRC2020/12/31

ルーベ、2021年はi20クーペWRCでフル参戦へ

(c)Hyundai

 ピエール-ルイ・ルーベは2021年、世界ラリー選手権のキャリアをさらに一歩前に進める。彼は、ヒュンダイ2Cコンペティションからヒュンダイi20クーペWRCを駆って新シーズンのWRC全戦へ出場する。

 WRC2チャンピオンのルーベは、今季、5月のラリー・デ・ポルトガル以降の9戦全戦にヒュンダイi20クーペWRCで参戦する計画だったが、コロナウイルスの影響によって彼のチャレンジはエストニア、トルコ、サルディニアの3戦にとどまった。エストニアとトルコではリタイアとなったが、サルディニアではキャリア最高位となる7位でフィニッシュすることになった。

 ルーベはすでに2021年開幕戦のラリー・モンテカルロにヒュンダイi20クーペWRCでエントリーしており、クリスマス前にはギャップ近郊のターマックでテストを行っている。

「僕らの2021年のプログラムだが、世界ラリー選手権へフル参戦することが決まったことを報告したい。ヒュンダイ・モータースポーツに感謝したい!(コドライバーの)ヴィンサン・ロンデイとチーム・ヒュンダイ2Cコンペティションとの仕事を開始するのが待ちきれないよ。モンテカルロで会おう!」