ERC2018/06/26

ERCローマは今年も華麗な市街地スーパーSSで開幕

(c)ERC

 FIAヨーロッパ・ラリー選手権のイタリアラウンドであるラリー・ディ・ローマ・キャピターレは、7月20日金曜日に今年もまたローマ市街地の華麗なスーパーSSで開幕する。

 今年で6回目となるオールターマックのイベントは、2017年に初めてERCの一戦として行われた。今回は16時45分にサン・ピエトロ寺院にも近いサンタンジェロ城でセレモニアルスタートが行われ、ドライバーたちは警察護衛の下、10のグループに分かれてローマのたくさんのランドマークの傍を走る壮大なドライブツアーが実施される。

 その後、今年もローマのエウローパ(EUR)地区で現地時間18時30分から、ファンに人気の高いACIローマ・アリーナの1.80kmのステージにおいて、2台ずつの対戦方式で競技がスタートすることになる。

 昨年は2万人の観客がそのアクションを見に集まったが、ERCの常連ドライバーとイタリア選手権のドライバーたちの対決を見ようと、今年はさらに人気が高まる見込みだ。

 イベントは7月21日土曜日からフィウッジのベースからローマの東方にかけての本格的なターマックステージを舞台とした戦いがスタート、7月22日日曜日にティレニア海岸の人気リゾートに位置するオスティア通りで19時18分から開催される最終ステージで終了する。

 選手は合計15ステージ、総ステージ距離205.97kmに挑む。ERCのドライバー選手権やチーム選手権、ERC2およびERC3の選手権がいよいよ後半戦を迎えることになり、FIA ERCジュニア・アンダー27(U27)選手権とFIA ERCジュニア・アンダー28(U28)選手権もここで第3ラウンドとして開催される。