Mスポーツは、サファリ・ラリー・ケニアにおいて、ケニア航空とイベントのパートナーシップを締結することを発表した。
1977年に設立されたケニア航空は、ケニアを代表する航空会社であり、かつてはサファリ・ラリーのイベントスポンサーを務めてきたこともある。
Mスポーツにとって、ラリー・イタリア・サルディニアを終えて英国へ帰国後、5台のプーマRally1をサファリ・ラリー・ケニアに向けて準備することは非常にタイトで、一分一秒を争うほど重要なことだった。サファリ・ラリーに向けて適切な準備をするために、チームはグローバルな輸送の専門知識をもつロジスティクスパートナーとしてケニア航空とのパートナーシップを締結、5台のマシンとすべての資材はケニア航空によってケニアに空輸され、チームメンバーはケニア航空本社のあるジョモ・ケニヤッタ国際空港からナイロビ入りしている
このパートナーシップによってMスポーツ・フォード・ワールドラリーチームのすべてのマシンのカラーリングには、ケニア航空のブランディングが取り入れられるが、とくにガス・グリーンスミスのプーマRally1とクルーのオーバーオールには、ケニア航空のブランドロゴが目立つように描かれている。
Mスポーツ・フォード・ワールドラリー・チームのチーム代表であるリチャード・ミルナーは、次のように述べている。
「昨年はケニアに行くことができなかったので、今年はケニアに行くことをとても楽しみにしていたし、ケニアのフラッグシップエアラインを利用できることは、チームにとって誇りだ」
「ケニア航空とのパートナーシップを築くことができ、Mスポーツにとってはこのような過酷なイベントの物流をサポートしてくれるナショナルフラッグキャリアと関わることができた素晴らしい機会になった」
「昨年から、ケニアのファンはWRCに対して非常に情熱的でエキサイトしていることが分かっている。プーマRally1にケニア国旗を掲げ、国民とともにこの熱狂を祝うことは、大変な名誉なことだ」
ケニア航空の最高経営責任者であるアラン・キラフカは、次のように述べている。
「Mスポーツ・フォードの信頼できるロジスティクス・パートナーであることは、私たちにとって大変光栄なことだ。長年にわたり、私たちは、社会経済的成長のためのアフリカのパートナーとしての私たちの能力、信頼性、能力を示す市場の需要に応えるため、人材の育成と貨物ポートフォリオの多様化に投資してきた」
「昨年のサファリ・ラリーは、WRCが魔法のような場所に戻ってくるのを19年間待ち望んでいたことに終止符を打った。ケニア航空は、今年も世界中のすべての人にこのノスタルジックな体験を提供することを約束したい」