WRC2014/01/12

クビサ、「すぐにフィエスタが気に入った」

(c)ERC

 ロバート・クビサは、Mスポーツのフィエスタに最初のテストからいい印象をもったと明かし、新しいシーズンが期待できるものになりそうだと感じている。

 ラリー・モンテカルロの準備のためにフィエスタRRCでイェンナー・ラリーに臨んだクビサは、難しいコンディションだったにもかかわらず、激しい走りで逆転勝利を飾っている。彼はドライブしてすぐにフィエスタがお気に入りのマシンになったと明かした。

「新しいマシンに乗るとき、とても重要なのは、最初に乗ったときにどのようなフィーリングが得られるかだ。F1であっても、ラリーカーであったとしても、この感覚は同じものだ」とクビサ。

「Mスポーツのマシンはきわめていい印象だった。どんなに難しいコンディションであっても、いい印象があれば、いい走りができる。最初にフィエスタをドライブしたのはウエット路面をドライタイヤで、そのあとは凍結した路面をスタッドタイヤで走った。このような難しいコンディションでも、すぐにいい自信をもつことができた。このマシンは確かにそのような気持ちにさせてくれる。だから僕はこのマシンのことがすぐに好きになったよ」

 クビサは、彼のメインスポンサーであるロトスとのパートナーシップを継続するためにシトロエンを離脱したものの、Mスポーツという新しい環境が自身にとって最良の選択だったことに確信を抱いている。

「(シトロエンを離れた)もっとも大きい理由は、僕のメインパートナーであるロトスとの協力を継続したかったためだ。一年前、ラリーでドライブするチャンスはまったくなかったが、ロトスのおかげで僕はここにいることができる」とクビサ。

「ロトスのおかげで僕は、シトロエンにおける2013年のプログラムを行うことに成功したが、いくつかの理由で私はロトスとの関係を継続することが最良の方法だと感じた。Mスポーツは私たちにとって最良の選択肢だった」