●ランデ・インタビュー

「オジエの隣に座ることはすべてのコドライバーにとって夢」

インタビュー●ヴァンサン・ランデ

8度の世界王者セバスチャン・オジエは、ラリー・ジャパンでコドライバーをバンジャマン・ヴェイヤスからヴァンサン・ランデに変更した。長年コンビを組んできたジュリアン・イングラシアが2021年末、コドライバーを引退した後、オジエはグラベルクルー・コドライバーだったヴェイヤスとのコンビをスタートしたが、常に完璧を求めるオジエのコドライバーとしての仕事は、ヴェイヤスにとって少し難しかったようだ。オジエとイングラシアは、若いコドライバーに学ぶ機会を与えたいと考え、同じフランス人で31歳のランデに白羽の矢を立てた。ランデは、2015年からピエール-ルイ・ルーベと組みWRCに参戦、Mスポーツ・フォードでプーマRally1に乗ってきたが、ワールドチャンピオンからの魅力的なオファーに少々迷いながらもこの申し出を断ることはできなかったと明かすとともに、オジエの隣に座ることはすべてのコドライバーにとって夢だと語った。

文:岡本ゆかり