ロシアのニコライ・グリアジン(シュコダ・ファビアR5)が、ラトビアで開催されるヨーロッパ選手権最終戦のラリー・リエパーヤの予選ステージで最速タイムを奪い、ERCジュニアU28選手権の制覇にむけて順調にスタートを切った。
ラリー・リエパーヤの予選は金曜日にラトビア100ドゥナルカの3.02kmのステージでシェイクダウンに続いて行われ、今週21歳になったばかりのグリアジンが、シェイクダウンの走行を1回パスしたにもかかわらず、1分31.876秒のトップタイムをマーク、スウェーデンのフレデリック・オーリン(シュコダ・ファビアR5)に0.874秒差をつけている。
オーリンの0.141秒後方の3番手には、ジュニアU28選手権の2位につけているイギリスのクリス・イングラムがトークスポーツのシュコダ・ファビアR5で続いており、ACCRチェコ・ラリーチームのフィリップ・マレシュ(シュコダ・ファビアR5)が4番手につけることになった。
5番手にはノルウェーチャンピオンのエイヴィンド・ブリニルドセン(フォード・フィエスタR5)、6番手にはジュニアU28の逆転タイトルの可能性を残すドイツのファビアン・クライム(シュコダ・ファビアR5)が続いている。
また、ジュニアU27選手権ではすでに前戦でチャンピオンを決めている地元のマーティンシュ・セスクス(オペル・アダムR2)がトップタイムをマークしており、地元戦の優勝にむけて素晴らしいスタートを切っている。
ラリーは20時半からリエパーヤでセレモニアルスタートとともに予選トップのグリアジンを筆頭に予選上位12人によってスタートオーダーセレクションが行われており、彼はドライコンディションが予想される明日にむけて最後方の12番手からのスタートを選んでいる。
土曜日のオープニングSSのネステは10時スタートの予定だ。