JAPAN2022/04/04

コヴァライネン、またも全SSを制して開幕2連勝

(c)Takeshi Sakuma

(c)Takeshi Sakuma

 2022年全日本ラリー選手権第2戦ツール・ド・九州2022 in 唐津が4月2〜3日に佐賀県唐津市で10SS/67.91kmで行われ、ラリーチーム・アイセロのヘイッキ・コヴァライネン/北川紗衣(シュコダ・ファビアR5)が全ステージでベストタイムを奪って優勝を飾っている。コヴァライネンは開幕戦新城ラリーでも全ステージを制して優勝を飾っており、開幕してから一度もリードを譲っていない。

 快晴となった唐津の初日、コヴァライネンは最初のステージから4連続でベストタイムを奪って快走、奴田原文雄/山本磨美(トヨタGRヤリス)に20.6秒差をつけるや、最終日もゆるぎないペースで6SSすべてベストタイムを刻んで圧倒、奴田原に44.9秒差をつけて開幕2連勝を飾ることになった。

 奴田原から18.8秒差の3位には勝田範彦/木村裕介(トヨタGRヤリス)が続き、スバル勢最速の鎌田卓麻/松本優一(スバルWRX STI)が4位で続いている。

 昨年の覇者、福永 修/齊田美早子(シュコダ・ファビアR5)は初日3位につけていたが、アクセルトラブルのためSS3の前でリタイアとなっている。

 また、JN2クラスは、中平勝也/島津雅彦(トヨタ86 R3)、JN3クラスは山田啓介/藤田めぐみ(トヨタ86)、JN4クラスは鮫島大湖/船木佐知子(スズキ・スイフトスポーツ)、JN5クラスは天野智之/井上裕紀子(トヨタGRヤリスRS)、JN6は海老原考敬/山岸典将(トヨタ・ ヴィッツ)がそれぞれ優勝を飾っている。

 次戦の全日本ラリー選手権第3戦久万高原ラリーは4月29日〜5月1日に愛媛県久万高原町で開催される。