ラリー・イタリア・サルディニアは昨年、金曜日の午後のスタートから日曜日のゴールまで48時間というショートフォーマットのイベントとして行われたが、第22回目の開催を迎える2025年はクラシックな3日間のフォーマットを復活させる。
イタリア自動車クラブがサルディニア州と協力して主催するラリー・イタリア・サルディニアは昨年、全長266.48kmのコンパクトなアイテナリーで世界を驚かせたが、今年も再びオルビアを拠点として16SS/324.64kmのグラベルイベントとして行われる。
とはいうものの、2025年もサルディニア島の北部のみの非常にコンパクトなルートを特徴とし、そのほぼすべてがガッルーラとモンテ・アクート地方に集中する。開幕4カ月前に公開された『ラリーガイド1』によりルートが明らかになったが、過去8回のイベントと同様、島の北部にすべての競技を集約する方針を継続している。
サービスパークはオルビアのイゾラ・ビアンカに設置されるが、モロ・ブリンが工事中のため使用できず、マリタイム・ステーションが代替会場となる予定だ。シェイクダウンは6月5日木曜日の13時からオルビア近郊のカブ・アッバス(2.19km)で行われる。
ラリー・イタリアは6日金曜日の朝、アルツァケーナ(14.90km)、カランジャーヌス〜ベルキッダ(18.60km)、コンケッダ(27.83km)の3ステージを走り、オルビアのサービスのあと、午後も同じ3ステージをループする。
7日土曜日はモンテ・アクート地域のコイルーナ〜ローレ(21.19km)とレルノ〜ス・フィリゴス(24.32km)のクラシックなルートのあとトゥーラ〜エルーラ(15.89km)を走り、ミッドデイサービスが行われ、午後も同じ3ステージをループする一日となる。
最終日の8日日曜日はサン・ジャコモ〜プレビ(25.74km)、ポルト・サンパオロ(13.85km)の2ステージのあとサン・ジャコモ〜プレビの2回目の走行が行われ、サービスのあと2ステージの走行となるポルト・サンパオロがパワーステージとして行われる。