ヒュンダイ・モータースポーツは、ラリー・モンテカルロの金曜日朝に行われたSS4サン・クレマン〜フリシニエールで激しくクラッシュしてリタイアとなったオイット・タナックとマルティン・ヤルベオヤが病院の検査の結果、健康に問題なしと発表した。
タナクはSS4の9.2km地点の高速の下りのセクションでコースオフ、路肩の岩に当たって宙に舞ったあと激しく横転しながら立ち木をなぎ倒して崖下に落ちてストップすることになった。マシンは大破した状態であったものの、幸いにもタナクとコドライバーのマルティン・ヤルベオヤは自力でクルマから外に出ていたが、二人はヘリコプターによって予防措置として検査を受けるために病院に搬送されている。
ヒュンダイによれば、二人ともに医療検査によって健康状態に問題ないと確認されたが、予防観察のために一晩病院に留まり、ラリー・モンテカルロからはリタイアとなることを正式に発表している。
チーム代表のアンドレア・アダモは次のように述べている。
「最も重要なことは、オイットとマルティンが朝のループでのアクシデントの後、元気であることであり、私はそのことを嬉しく思っている。そのような状況における私たちの優先事項は、常に何よりもまずクルーの健康状態である。そのようなアクシデントの後の病院での検査は慣例であり、その結果は完全に問題がないものだった。彼らは一晩経過を看るためにそこに残るが、これも通常の手順だ。また、彼らのクルマはサービスに戻しており、我々は彼らをこのイベントからリタイアさせることにした」