WRC2025/11/03

ヌーヴィル、ジャパンでは来年に向けた開発に集中

(c)Hyundai

 
 ティエリー・ヌーヴィルは、ヒョンデi20 N Rally1が今シーズン最後のターマックラウンドのラリー・ジャパンでトヨタに挑戦できる力を持っているとは考えていないものの、来年に向けてマシンの戦闘力を高める作業に集中したいと週末の課題を語っている。

 前戦セントラル・ヨーロッパ・ラリーで、トヨタはカッレ・ロヴァンペラとエルフィン・エヴァンスがワン・ツーフィニッシュを果たし、5年連続マニュファクチャラータイトルを果たすことになったが、ヒョンデにとってまたも苦しいラリーとなった。

 オイット・タナク、アドリアン・フールモーも、優勝したロヴァンペラのペースに追いつくことができず、とくにヌーヴィルは最も厳しい週末を過ごし、最終日には橋のバリアにクラッシュしてリタイアとなってしまった。

 ヌーヴィルは、ラリー・ジャパンのターマックでヒョンデがいきなりパフォーマンスを向上させるとは考えておらず、ふたたび地道な作業の繰り返しを行って来季につなげたいとの考えを示した。

「繰り返し言ってきたように、セントラル・ヨーロッパ・ラリーではただテストをしていただけだ。同じセットアップで1ステージも走ったことはなかったし、試行錯誤を続けている。ジャパンでもそうなるだろう」とヌーヴィルは説明した。

「この路面に適応するのは必ずしも難しいわけではないし、正直言って有益なデータを得ることができた。特に土曜日の午後は少し改善できたし、日曜日にもいくつか変更を加えた。もちろん、まだ苦戦しているところもある。現状ではトップの成績を目指すよりも、マシンの改良とこのイベントからできる限り多くのことを学ぶことに集中しなければならない」

 それでもヌーヴィルは、ジャパンの難しいターマックではどんなことも起こり得ると語り、すべてを諦めているわけではないことを強調した。

「ジャパンはどれほど難しいかは分かっている。おそらく、僕がこれまでターマックで走った中で最もツイスティなイベントになるだろう!非常に過酷で、多くのエネルギーと集中力が必要になる。時期的に、落ち葉が多く、路面コンディションもトリッキーで、雨で路面が濡れることも予想される」とヌーヴィルは語った。

「もちろんシーズン終盤に向けて目標を再設定し、それを受け入れなければならないとは思っているが、日本では何でも起こり得る! なにをできるか見てみよう」

 ラリー・ジャパンは11月6日から9日まで開催される。