ラウリ・ヨーナは、次戦のアクロポリス・ラリー・ギリシャからヴィッレ・マンニセンマキとの新コンビで挑む。
ヨーナは今季、ヤンニ・フッシとともにWRC2へのフル参戦プログラムに挑んできたが、ラリー・フィンランドで表彰台を獲得した直後、フッシが新しい挑戦を求めて旅立ったため、ヨーナは新しいコドライバーを探してきた。
29歳のマンニセンマキの父、リスト・マンニセンマキは、トミ・マキネンのコドライバーとして1998年と1999年に2度の世界ラリー選手権のチャンピオンに輝いたが、2001年のツール・ド・コルスでのケガで現役トップから引退していた。ヴィッレ・マンニセンマキは、テーム・アスンマーのコドライバーとして2023年にフィンランド・チャンピオンに輝いているほか、昨年からはカッレ・ロヴァンペラのレギュラーコドライバーのヨンネ・ハルットゥネンのバックアップ・コドライバーとしていくつかのテストをこなしてきた。
マンニセンマキはアスンマーのコドライバーとともにラリー・フィンランドには数戦出場しているが、フィンランド国外でのWRCに臨むのはアクロポリス・ラリーがキャリア初となる。
「ギリシャはチャレンジングでラフなコンディションで知られている。若いにもかかわらず、国内外のラリーで10年以上の経験を積んできたヴィッレ・マンニセンマキとともにラリーに臨む」とヨーナは自身のソーシャルメディアで語っている。
「今シーズン、素晴らしい仕事をしてくれたヤンニに感謝したい。これからの挑戦ではさらなる飛躍を期待しているよ」
マンニセンマキは来週のラハティ・ラリーにアスンマーとともに参戦した後、ヨーナとの初ラリーに向けて準備を開始する。
また、ラハティ・ラリーのヒストリック部門にはフッシも参加、トヨタGAZOOレーシングWRTのボス、ヤリ-マティ・ラトバラのためにペースノートを読むことになっている。フッシは今後もコドライバーのキャリアを続けることを発表したが、次の動向についてはまだ明らかにしていない。