WRC2022/11/26

ラリー・ジャパン2023公式ロゴマークが公開

(c)ラリー・ジャパン2023実行委員会

 愛知県豊田市は、2023年WRCカレンダーの正式発表を受けて、11月16日から19日までの日程でラリー・ジャパン2023の開催が正式に決定したことを報告するとともに公式ロゴマークを公開した。

 豊田市は昨年末、2023年から2025年までの3年間にわたってWRCのジャパン・ラウンドの運営主体となることを公示、4月にはJAFを通じてFIAへラリー・ジャパン2023の開催を申請、5月には「FIA世界ラリー選手権日本大会開催準備委員会」を設立してきた。そして11月26日にはWRCジャパン・ラウンドの興行主体となる「ラリージャパン2023実行委員会」を設立するとともに大会公式ロゴマークを公表している。

 ラリー・ジャパン2023は、愛知県豊田市、トヨタ・モータースポーツ・クラブ及び特定非営利活動法人M.O.S.C.O.がラリー競技を主催することになる。 ラリージャパン2023実行委員会の委員は次のとおり。
 愛知県 豊田市長 太田稔彦(おおた としひこ)(会長)
 岐阜県 恵那市長 小坂喬峰(こさか たかね)(副会長)
 トヨタ・モータースポーツ・クラブ 会長 関谷正徳(せきや まさのり)
 特定非営利活動法人M.O.S.C.O.(モータースポーツコーディネート)代表理事 高桑春雄(たかくわ はるお)
 豊田まちづくり株式会社 代表取締役 河木照雄(かわき てるお)

 ラリー・ジャパン2023の開催について太田稔彦豊田市長は次のように思いを語っている。

「ラリー・ジャパン2023では、大きく3つのポイントを大切にしていきたいと思います。1つ目は、競技の参加者や観戦者などすべての人たちにとって、安全・安心な大会を目指すことです。2つ目は、ラリーファンやモータースポーツファンの目線で大会を開催することです。そして3つ目は、「未来につなぐラリー大会」とすることです。サスティナブルな車両や大会運営、SDGs・ESD・ESGのような様々な社会課題の解決にラリーを生かすことで、未来につなぐ大会を目指していきます」

 大会公式ロゴマークについて、ラリー・ジャパン2023実行委員会によれば、「タイトルスポンサーである株式会社フォーラムエイトのロゴを配し、ラリー車が日本の里山を走る躍動感を一筆書きで表現。北海道での開催時からロゴマークに描かれている日の丸を引き継ぎ、日本らしさをアピールするとともにこれまでのラリー・ジャパンの歴史を継承していきます」と説明している。