9月27〜29日に開催されるアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)第5戦ラリー北海道において、新井敏弘のファミリー対決が実現することになった。
ラリー北海道にはAPRCに29台、併催される全日本ラリー選手権には44台がエントリーしており、APRCにはスバル・チームアライから新井敏弘とともに20歳になる彼の息子、大輝(ひろき)が出場する。
大輝は今季、全日本ラリー選手権のオープンクラスに出場した経験をもち、今回が国際ラリーへのデビューとなる。
「息子がこのラリーにエントリーするのは僕にとっては大きな問題だ」とラリー北海道で6回の優勝を経験している新井敏弘。
「今回が彼にとって最初の国際ラリーとなるが、彼のレベルはわからない。僕に言えるのは彼が多くを学んでいる最中だということ、そして彼の参戦費用は僕が負担しているということだよ!」
新井大輝はまだ大学生だが、小さい頃から父親のラリーカーに乗っている。
「彼はラリーカーの『動かし方』を知っているし、それは彼にとって有利な点になるだろう」
新井敏弘は4ドアバージョンのスバル・インプレッサWRX STI R4をドライブするが、若い大輝はスタンダードのグループN仕様のインプレッサWRX STIに乗る。
ラリー北海道は18SS、競技区間232kmで争われる。