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カッレ・ロヴァンペラは、日曜日にイモラ・サーキットで行われたシリーズ第3戦でポルシェ・カレラカップ・ベネルクスでの初優勝を飾った。2度のワールドラリーチャンピオンに輝いたロヴァンペラは、日曜日のレース2をポールポジションからスタート、一度もトップの座を譲ることなくシーズン初勝利を飾っている。
ロヴァンペラは先週、WRCラリー・ポーランドで急遽出場したにもかかわらず今季2勝目を飾ることになったが、優勝をゆっくり祝う時間はなく、彼はその日のうちにイタリアへと移動、翌日、シリーズ第5戦と第6戦が行われるイモラ・サーキットでテストを行っている。
ロヴァンペラはすでに先月、オランダのザントフォールトで行われたシリーズ第2戦にレッドアント・レーシングのポルシェ911GT3カップ（992）を駆ってポルシェ・カレラカップ・ベネルクスにデビュー、レース1では4位、レース2では5位となっていた。
そして迎えたシリーズ第3戦で、ロヴァンペラは土曜日に行われたレース1から速さを見せて、予選トップを奪い、ポールポジションから決勝をスタートしていた。彼は好スタートを切ってレースをリードしたものの、3周目にポール・マイヤーにトップの座を明け渡すことになり、惜しくも2位となっていた。
しかし、ロヴァンペラは日曜日のレース2でもポールポジションからスタート、ファステストラップも記録してポール・マイヤーに5秒以上の差をつけてフィニッシュすることになった。5秒のタイム・ペナルティによってタイムは0.6秒に縮まったが、それでも圧倒的なパフォーマンスでの勝利となった。
「僕らにとっては本当にいいレースだった。マシンを少し調整しただけでペースが良くなり、自分のドライビングだけに集中できた。チームには心から感謝している。彼らはこのために懸命に働いてくれた」とロヴァンペラは語った。
「僕たちは今回も学んできた。トップに立つのは簡単ではなかった。勝ちたいなら、さらにハードにプッシュしなければならないと聞いたので、そうしたんだ。僕たちにとって素晴らしいレースだったよ」
ポルシェ・カレラカップ・ベネルクスの次戦は8月上旬にオランダのアッセンで開催されるが、ロヴァンペラはラリー・フィンランドに参戦するため、9月にオーストリアのレッドブルリンクで行われるシリーズ第5戦でレースを再開する。
ロヴァンペラは今週、中央フィンランドでテストを行い7月18〜21日に開催されるラリー・ラトビアに向けて準備を行う。
