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(c)Toyota
トヨタGAZOOレーシングWRTは、勝田貴元が来季の世界ラリー選手権にGRヤリスRally1を駆ってトヨタ・ワークスからマニュファクチャラー選手権にフル参戦することを発表した。
トヨタは月曜日、来季のラインナップを発表、今シーズンも共に戦ったドライバー、コドライバーと同じメンバーで、マニュファクチャラー、ドライバー、コドライバーの3冠達成を目指してシーズンに挑むことを発表することになった。
発表のなかには今季、2度目のワールドチャンピオンに輝いたロヴァンペラがセバスチャン・オジエとマシンをシェアして限定的な参戦を行うという衝撃的な内容も含まれていた。それでも今季最終戦のラリー・ジャパンでシーズン3勝目を挙げたエルフィン・エヴァンスとともに同イベントで最多となる10回のベストタイムを獲得した勝田がフル参戦を行うというニュースは、日本のファンにとっては長く待ち望んだ報せだろう。
「TGR-WRTで新しいシーズンを始められることを嬉しく思っています。今年たくさんの学びがありました。自分にとってうまく行ったラリーもあれば、うまく行かなかったラリーもありましたが、それら全てが今後のためになり、より強くなれたと思っています」と勝田は語っている。
「来年は自分の力を証明する重要な年になります。これまでのキャリアにおいて最高の年にできるように頑張ります。チーム、そして私をサポートしてくれたすべての方に本当に感謝しています。2015年にTGR WRCチャレンジプログラムに参加して以来、一歩一歩経験を積むことができる素晴らしい機会をいただきました。来年は次のステップとして、さらに良い結果、表彰台、優勝を目指して戦います」
