ERC2019/07/18

新井大輝、ERCローマで今季初ターマックに挑む

(c)ERC

 全日本ラリー選手権のARKラリー・カムイで優勝を飾った新井大輝は、今週末はヨーロッパ・ラリー選手権に戦いの舞台を移して第5戦のラリー・ディ・ローマ・カピターレでERC1ジュニア・カテゴリーの優勝争いに挑む。

 これまでのERCラウンド2戦で新井のコドライバーを務めたイルカ・ミノアはオーストリア選手権でペースノートを読む先約があったため、彼は今週末はユルゲン・ハイグルとの新しいコンビでローマのターマックに挑む。ハイグルはふだんはジュニアWRCに出場するユリウス・タンナートとコンビを組んでいる。

 新井は今回もマンフレッド・ストールが運営するチームSTARDのシトロエンC3 R5を駆るが、これまでのヴルムブランドレーシングではなくサンテロック・ジュニアラリーチームのレンタカーを走らせることになる。

 ヨーロッパにおけるヨコハマ・ラリータイヤの開発プログラムを担っている新井は、今週末のローマのターマックステージにおいて有益なフィードバックを持ち帰ることが目標になると語った。

「僕はターマックもグラベルを均等に好きだけれど、これが今年の最初のターマックイベントになるので、主な目標はヨコハマへのフィードバックを得ることになる」と新井は語った。

「今回のイベントは、シトロエンC3 R5での初めてのターマック・ラリーとなり、イルカ(・ミノア)が参加できないため、ユルゲン・ハイグルとの初めてのラリーになる」