先週末に行われたラリー・モンテカルロでは、セバスチャン・オジエが10度目のモンテ勝利という快挙を成し遂げ、チームメイトのエルフィン・エヴァンスが2位で続き、トヨタGAZOO レーシング・ワールドラリーチーム(TGR-WRT)は今シーズンを1-2勝利でスタートすることになった。
また、トヨタは、日曜日のみの順位で競われるスーパーサンデーでもエヴァンスとカッレ・ロヴァンペラが1-2を達成、パワーステージでもオジエとエヴァンスが1-2でフィニッシュ、マニュファクチャラー選手権ではひとつの週末で獲得できる最大となる60ポイントを獲得することになった。
TGR-WRTの豊田章男会長はオジエの10度のモンテ勝利による素晴らしい開幕戦になったことを讃えるとともに、今年はチームとして「心の底から楽しいラリーだった」と思えるようなシーズンにしていきたいと抱負を述べている。(以下、コメント全文)
「記念すべき“セブのモンテカルロ10回目の優勝”で今シーズンの幕を開けることができました。」
「2019年までのセブは色々なクルマでモンテカルロを6連勝。トヨタに来てくれた2020年からは1年おきに2位と1位の繰り返し・・・。その法則があったので今年は絶対に勝ってくれると思っていました。」
「セブ、モンテカルロ10回目の優勝おめでとう!来年はそろそろ法則を破ってもらっていいと思っています。」
「昨シーズンは、最終戦の最終日の最終ステージまで、ヒョンデと戦い続けた本当に楽しいラリーでした。但し、それはラリーファンとしての気持ちです。チームの一員としては苦しい気持ちになることの方が多いシーズンでした。」
「今年はチームの一員としても“心の底から楽しいラリーだった”と思えるようなシーズンにしていきたいと思っています。そして、その気持ちを、またラリージャパンで味わいたい!」
「ヤリ-マティ代表、ユハ代表代行、ドライバーのみんな、コドライバーのみんな、そして、チームのみんな、よろしくお願いします!わかっていると思いますが、今年のラリージャパンは最終戦じゃないですからね・・・」