トヨタとヒョンデの2026年シーズンに向けた準備は、チームがテストサイトをもつ中央フィンランドに雪が降らなかったため、テスト計画は大打撃を受けることになった。
トヨタは例年、フィンランドにあるチームのテストサイトでクリスマス前にスノーコンディションでマシンのテスト走行を行ってきた。今回も来年2月のラリー・スウェーデンに向けたテストを行って1年を締めくくる計画だったが、中央フィンランドのミッケリは暖かく、先週わずかに降った雪も完全に融けてしまったため、テストを中止せざるを得なくなった。
ヒョンデも同じように2026年シーズンに向けて、ウィンターコンディションでプレシーズンテストを実施する予定だったが、チームのテストサイトがあるヤムサ近郊も先週末にうっすらと雪が積もった程度だったが、チームはテストをキャンセルすることなく、特別な対策を講じてテストスケジュールを続行している。
ヒョンデは先週末、このエリアの気温が一時的に氷点下まで下がったため、スタッドタイヤを装着したRally1マシンの走行に耐えられるよう、水を道路に撒いており、火曜日にティエリー・ヌーヴィルがi20 N Rally1でテストプログラムを開始したときには、硬く凍結したグラベル路面で走行が行われた。
しかし、アドリアン・フールモーが水曜日にステアリングを握ったときには、わずかに残っていた雪も雨で消えてしまい、ぬかるんだグラベルと凍結したグラベルのミックスした路面で走行を行うことになった。
フールモーは、ラリー・スウェーデンだけを想定してテストしたわけではなかったとしながらも、本当は雪のなかで走りたかったとふりかえっている。
「ラリー・スウェーデンのためにテストに来たわけではない。本当は雪が降ってほしかったが、とにかく雨だ」とフールモーはInstagramのストーリーで語った。
「ここの気温は4.5度なので、ほとんどがマディだが、少し氷も混じっている。あまり良い状況ではない」
ヒョンデのテストは木曜日も続き、スウェーデンでチームから参戦するエサペッカ・ラッピがドライバーを引き継ぐ計画だ。ラッピがヒョンデのRally1カーを最後にドライブしたのは2024年ラリー・チリだった。ラッピは来年、パートタイムシーズンを戦い、ラリー・スウェーデンからシーズンをスタートする予定だ。