WRC2018/11/10

2019年ジュニアWRC選手権カレンダーが公開

(c)M-Sport

 2019年FIAジュニアWRC選手権カレンダーが公開された。スウェーデン、コルシカ島、サルディニア島、フィンランド、ウェールズの5ラウンドが若い挑戦者たちを待ち受けることになる。

 今季の成功に続き、2019年もジュニアWRC選手権は世界を象徴する路面での戦いがカレンダーとして組まれることになった。開幕戦は雪と氷のラリー・スウェーデンとなり、そのあと伝統のターマックラウンドであるツール・ド・コルスが続く。

 そのあと世界を代表するグラベルラウンドが3戦続くことになり、ルースグラベルのラリー・イタリア・サルディニア、高速ステージとジャンプが特徴的なラリー・フィンランド、チャレンジングなグリップの変化との戦いとなるウェールズ・ラリーGBが最終ラウンドとなる。

 2019年もジュニアWRC選手権はMスポーツ・ポーランドが準備するフォード・フィエスタR2のワンメイクで争われ、シリーズの勝者には2020年のFIA WRC2選手権に最新のフィエスタR5で挑むチャンスが与えられる。

 選手権のマネージャーを担当するMスポーツ・ポーランドのマチエイ・ヴォダは次のように語った。

「今季の成功をうけて2019年もジュニアWRC選手権へ挑むクルーたちはこのスポーツのあらゆる側面との戦いに挑むことになる。来年のシーズンも、雪、アスファルト、グラベル、スプリントステージ、耐久ステージ、凍えるような温度、うだるような暑さがチャレンジャーを待っており、シーズン最終戦では栄えある選手権の勝者にふさわしいチャンピオンが誕生するだろう」

■2019年FIAジュニアWRC選手権カレンダー
1.ラリー・スウェーデン(2月14-17日)
2.ツール・ド・コルス(3月28-31日)
3.ラリー・イタリア・サルディニア(6月13-16日)
4.ラリー・フィンランド(8月1-4日)
5.ウェールズ・ラリーGB(10月3-6日)

 カレンダーは12月に行われるワールドモータースポーツカウンシル(WMSC)での正式な承認待ちとなる。