RallyCross2018/11/04

ARX王者のスピード、来季はスバルUSAに移籍

(c)ARX

 2018年アメリカ・ラリークロス選手権(ARX)のチャンピオン、スコット・スピードは、2019年のARXにはスバル・ラリーチームUSA(SRTUSA)に移籍して参戦する。

 元F1ドライバーのスピードは今年、テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・アメリカズとカナダのトロイス・リヴィエールGPを勝利し、タイトル決定戦となった最終ラウンドでも見事勝利を収め、ARX初代王者の座を手にした。

 スピードはタイトル防衛の新しい挑戦に着手するために、2019年はSRTUSAでスバルWRX STIを走らせる。

「僕は2019シーズンのレース計画を正式に発表することができて興奮している。僕は世界中でレースしてきた。F1、NASCAR、フォーミュラE、そして今年のARX初タイトルを含めてラリークロス選手権を4年間走った。次はここ米国で、スバルチームと共にARXで僕の新しい章をスタートできることに非常にワクワクしている」とスピードは語った。

 ARXチャンピオンは、SRTUSAでチームメートのパトリック・サンデル、クリス・アトキンソンと共にフルタイム参戦する予定だ。

「スバルは当初から米国のラリークロスに関わってきて、ARXで成長中のチームだ。すべてのレースで、チームを応援するために集まるファンの多さに驚かされる。またパトリック・サンデルとクリス・アトキンソンと共に参戦できることにもワクワクする。2人はこのスポーツにおけるトップドライバーであり、今季もWRX STIで素晴らしいスピードを披露している。彼らの開発が実を結べば、僕はこのチームが勝利できることを知っている。再びチャンピオンシップを手にできることを楽しみにしているよ!」