4月24日から27日に掛けて今季の世界ラリー選手権第4戦として開催されるラリー・イスラス・カナリアスが最初のアイテナリーを公開した。
ラリー・イスラス・カナリアスは1977年に始まったときはラリー・エル・コルテ・イングレスと呼ばれていた歴史あるイベントだ。ヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)としてもこれまでに32回の開催が行われており、2025年についに初めてのWRCとして開催される。ラリー・イスラス・カナリアスは2025年に49回目の開催を迎え、2026年は50周年というメモリアルイヤーを迎えることになっている。
ラリーのヘッドクオーターとサービスパークが置かれるラス・パルマス市は、スペイン領のグラン・カナリア島の北東の美しいビーチに囲まれた国際的な観光地だ。
シェイクダウンはラス・パルマス市から17kmほど離れたサンタ・ブリヒダ(6.40km)で24日木曜日に行われる。
25日金曜日は、ラス・パルマス市からから中央部を抜けて西部へ至る6SS/123.08kmの一日となる。ヴァルセキージョ(26.32 km)、ヴァジェセコ〜アルテナラ(17.39 km)、ラ・アルデア〜モガン(17.83 km )の3ステージをサービスを挟んで2回ループする。
26日土曜日は島北部を中心とした7SS/126.96kmの一日となる。モヤ〜ガルダル(25.64 km)、フィルガス〜テロル(13.64 km)、テヘーダ〜サン・マテオ(23.30 km)の3ステージをサービスを挟んで2回ループしたあとラス・パルマス・デ・グランカナリア(1.80km)のスーパーSSで締めくくる一日となる。
ラリー最終日の27日道曜日は、東部から南部へ向かい。アグイメス〜サンタ・ルシア(13.82 km)とマスパロマス(13.47 km)の2ステージを走ったあと美しいビーチで知られるマスパロマスの海岸沿いで行われるマスパロマス〜コスタ・カナリアス(1.50 km)を走り、アグイメス〜サンタ・ルシアとマスパロマスの2ステージで締めくくる5SS/42.26kmの一日となる。2回目のマスパロマスがパワーステージとして行われる。