トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームのトミ・マキネン代表は、ジュニアドライバーの勝田貴元をいきなりワークスチームにステップアップさせることはプレッシャーが大きくなりすぎる可能性があるので、その代わりに彼は来年ヤリスWRCのサテライトチームで出場する可能性があると語った。
勝田はラリー・ドイッチュランドで初めてヤリスWRCで世界ラリー選手権のトップカテゴリーに参戦することになっており、そのあとラリー・デ・エスパーニャでもヤリスをドライブすることになっている。マキネンは英オートスポーツにおいて、勝田が2020年にヤリスWRCに乗れるようなプログラムを健闘していると語っている。
「タカの将来と彼の居場所、彼の経験について我々は多くのことを話し合ってきた」とマキネンはオートスポーツに語った。
「彼は本当にうまくやっていると思うが、時々浮き沈みが見られる。彼はそれを知っているし、我々はどのように続けるべきか、そして彼がもう少し経験を積むためにどうするべきか話し合った」
「彼を(完全なファクトリーチームの一員として)ヤリスWRCに乗せることも考えられたが、それはあまりにも大きなプレッシャーかもしれない」
「しかし、(ワークスチームとは)外観が異なるマシンでサテライトチームのようなものであれば、プレッシャーを軽減できる」