ラリー・エストニアの主催者は、WRCプロモーターと2022年まで世界ラリー選手権カレンダーに留まる契約を締結した。
ラリー・エストニアは2018年と2019年にWRCのプロモーションイベントとして開催されたが、昨年、新型コロナウイルスのパンデミックのさなかに行われた世界選手権としての初開催イベントを見事成功させている。
この高い評価によって、ラリー・エストニア、2021年のWRCカレンダー入りを果たすことになったが、この契約はさらに1年延長され、2022年もWRCを開催する権利を獲得した。
WRCプロモーターのヨナ・シーベルは、プロモーターとFIAがラリー・エストニアとの契約延長を決めた理由を次のように説明した。
「まず第一に、昨年のイベントが素晴らしかったので、そのパフォーマンスが我々の決断の鍵となったと言えるだろう」とシーベルは語った。
「そして2つ目の要因は情熱、特にエストニアのWRCファンの情熱だ。それは本当に素晴らしい。元世界王者のオイットとマーティンがいることが、彼らの情熱を後押ししているのかもしれない」
「最終的には、すべての人が献身的に取り組んでいるというのが我々の理解だ。主催者も、政府も、ファンも、エストニアのすべての人が力を注いでいる」
「2年というのは、FIAからWRCプロモーターに対する重要なメッセージであり、我々にとって、それは適している」