セバスチャン・オジエは、ドクターストップによってラリー・ポーランドのスタートが不可能となったが、チームは急遽、代役を検討するという。
オジエとコドライバーのヴァンサン・ランデは、ラリー・ポーランドに向けたレッキ中に一般車との衝突事故に見舞われたあと病院に搬送され、ランデは退院したものの、オジエは医師によって経過を観察のための入院措置が必要との判断が下され、ラリー・ポーランドのスタートを断念することになった。
トヨタは声明のなかで次のように説明している。「トヨタGAZOOレーシングWRTのセバスチャン・オジエとヴァンサン・ランデは、火曜日の朝、ラリー・ポーランドのレッキ中に発生した交通事故によって病院で検査を受けた。一般車の乗員2名も病院で診察を受けている」
「この事故は、オジエとランデが今週土曜日にSS10とSS14として行われるゴウダップ・ステージのためのレッキの際に発生した。オジエとランデはレッキのためのロードカーを運転していた。すべてのレッキカーにはGPSが搭載されており、スピードは設定された制限の範囲内だった」
「関係者は全員、CTスキャンを受けたが、大きな怪我はなかった。ランデは退院したが、オジエは一晩医学的な経過観察下に置かれるため、イベントには参加できない、言うまでもなく関係者全員の安全と健康がチームの最優先事項だ」
トヨタによれば、欠場するオジエの代役の選択肢を検討しており、追って最新情報を提供する予定だと説明している。