ドイツのホルツァー・モータースポーツは、18日木曜日にラリー・デ・ポルトガルのサービスパークでオペル・コルサR5のコンセプトマシンを発表する。
ホルツァー・モータースポーツが今週、公開した動画には新しいオペル・コルサのラリーカーが疾走するシーンを映し出しており、数年前から噂が囁かれてきたR5ラリーカーの発表がこの週末にも行われること強く示唆する内容となっている。
ホルツァー・モータースポーツはオペル・モータースポーツとの協力のもと2005年からオペルのDTMファクトリー活動を手がけてきたほか、成功作となったアダムR2の開発を担当してきた。
2014年にヨーロッパ・ラリー選手権においてエミル・ベルクヴィストがアダムR2でERCジュニア王座を獲得した際に、オペル・ブランドにステップアップカテゴリーのマシンがなかったことから、内外からコルサR5計画を期待する声が挙がっていた。
いまのところオペル・モータースポーツは今回のホルツァー・モータースポーツのプレゼンテーションを認めているものの、コルサR5のプロジェクトに正式なゴーサインを出したわけではないものと見られている。
すでにマトジニョスのサービスパークにはオペル・モータースポーツのトレーラーが運び込まれ、発表のための会場の準備が開始されているという。