Mスポーツ・ワールドラリーチームのエリック・カミリーは、もしセバスチャン・オジエがチームメイトになったら、自身の成長にとっても歓迎すべきことだと語った。
フォルクスワーゲンのVW撤退によって3人のドライバーがシートを失うことになり、Mスポーツ代表のマルコム・ウィルソンはオジエ獲得にベストを尽くすと宣言している。
カミリーは、トップドライバーたちがフリーになったことは若手ドライバーにとっては打撃だと語りながらも、オジエやヤリ-マティ・ラトバラがチームメイトになるなら素晴らしいことだと期待している。
「フォルクスワーゲンが撤退するニュースは火曜日に電話で聞いた。僕はそのときイギリスにいて、ゲストのためにプラクティスセッションをMスポーツで行っていたんだ。このチームが世界ラリー選手権とこのスポーツで果たしてきたこれまでのすべてを考えるととても残念だ」とカミリーは語った。
「ドライバーについて言うことは難しいけれど、ヤリ-マティはMスポーツに戻ってくるのではないだろうか。マルコムとの関係が深いので、そうなればチームにとって歓迎すべきことだ」
「セバスチャン・オジエはどのチームにとっても夢の存在だ。ヒュンダイはすでに体制が決まっているのでシトロエンに行くことがもっとも論理的だろう。もちろん若手には打撃だ。トヨタでは(エサペッカ・)ラッピが、Mスポーツでは僕やカムバックしようとしているエルフィン(・エヴァンス)も影響を受けるだろうからね。でも、僕は来年もチームと契約はあるし、もしオジエがチームメイトになったら夢のようなことだ。僕の成長にとってもきっと助けになるはずだよ」