世界ラリー選手権第7戦サファリ・ラリー・ケニアが月曜日に正式なエントリーリストを公開した。
6月22〜25日に行われる71回目のサファリ・ラリーには33台がエントリー、そのうちハイブリッドRally1カーは10台を占めている。
トヨタGAZOOレーシングWRTは、サファリでの優勝経験をもつセバスチャン・オジエとカッレ・ロヴァンペラ、さらにエルフィン・エヴァンスをマニュファクチャラーノミネート、サファリで2度の表彰台を達成している勝田貴元が4台目のGRヤリスRally1を駆ることになる。
ヒョンデ・モータースポーツは、ティエリー・ルーヴィル、エサペッカ・ラッピとダニエル・ソルドのために3台のi20 N Rally1を投入、Mスポーツ・フォードはオイット・タナクとピエール-ルイ・ルーベの2台体制だが、プライベーターのジョルダン・セルデリディスが3台目のプーマRally1で出場する。
WRC2では、カイエタン・カイエタノヴィッチ(シュコダ・ファビアRally2エボ)、グレゴワール・ムンスター(フォード・フィエスタRally2)、マルティン・プロコップ(フォード・フィエスタRally2)、アルミン・クレーマー(シュコダ・ファビアRally2エボ)のほか、地元ケニアからはサファリ・ラリーに新しい組織委員会の委員長に就任したカール・ツンド(シュコダ・ファビアR5)、ケニア・チャンピオンのカラン・パテル(フォード・フィエスタRally2)ら11台がエントリーしている。また、タイトルを争うオリヴァー・ソルベルグ(シュコダ・ファビアRally2エボ)は選手権ポイントのイベントとしてノミネートを行わず、経験を積むために出場する。
WRC3には、ラリースター・プログラム・ケニアのマクレー・キマティ、ジェレミー・ワホーメ、ハムザ・アンワーの3人のほか、全5台のフォード・フィエスタRally3がエントリーしている。