ヒュンダイ・モータースポーツのヘイデン・パッドンは、この週末のツール・ド・コルスではターマックにおける自身のドライビングテクニックをさらに一歩前進させることを狙っている。
ニュージーランド出身のパッドンはコルシカ初挑戦となった昨年のイベントでは5位でフィニッシュしている。彼は今年、ターマックでのさらなる改善を目指してサーキット・トレーニングを行って先月のラリー・ドイッチュランドに出場したものの、パンクやスピンによって上位勢に食い込むことはできずに5位に終わっている。
パッドンはドライバーズ選手権ランキングで3位につけており、ラリー・ポーランド以来の表彰台獲得を狙う。
「ツール・ド・コルスには様々な歴史があり、『10,000コーナーのラリー』として知られているけど、レッキを行ったらそれは正確ではなかった。正しくは4,836コーナーだった。しかし、このイベントの難しさは実際には10,000コーナー以上だと感じるよ」とパッドンは語った。
「ドライバーの視点から見ると、ラリーとしては、タイトでツイスティ、そしてとてもチャレンジングだ。去年は激しい雨が降ったけど、僕たちはいい走りができていた。ターマックでのドライビングにおいて僕たちが確実な一歩を踏み出すことができた、そういう意味でとてもポジティブだった。今年も同様にもう一歩前へ進歩できれば、もっともっとトップに迫ることができるはずだ」
「僕たちのシーズンはこれまでのところ、何度か良い時もあったし低迷することもあったけど、これからシーズンの終盤に突入するにあたって、十分な競争力と確実性をもって戦っていきたい」