ヒュンダイ・モータースポーツは、2018年シーズンの世界ラリー選手権のタイトル獲得をめざして、i20クーペWRCの進化バージョンを開幕戦ラリー・モンテカルロから投入する。
ヒュンダイは昨年、4勝を挙げて、マニュファクチャラータイトルとドライバータイトル争いを2位で終えたが、新しいシーズンはさらなる躍進を目指す。
i20クーペWRCはフロントバンパーの開口部が新しくなるとともにリヤのエアロがトヨタ風のデザインが採用されている。チーム代表のミシェル・ナンダンは次のように語った。
「我々は、5年目のシーズンに向けて、ドライバーとメーカーの選手権で戦う高いスピリットと強い野望を持っている。我々は2017年にそれに近づいたが、パフォーマンスと一貫性の点でどこが不足しているかも認識した。新しいシーズンはそれを是正することを目指しています。今年の規則には革命的な変更はないので、すべてのチームが昨年の基盤を元に構築する予定だ。私たちはライバルを尊敬しており、彼らのパフォーマンスが我々を前に推し進める強い力になっている」
ヒュンダイは、11日にバーミンガムで開幕するオートスポーツインターナショナルショーで開催されるWRCキックオフイベントにおいてこのマシンを正式に発表する。