WRC2019/07/06

フィンランドには12台のWRカーがエントリー

(c)Toyota

 8月1-4日に行われる世界ラリー選手権第9戦ラリー・フィンランドには、12台の新世代WRカー、28台のR5マシンからなる65台がエントリーした。

 トヨタGAZOOレーシングWRTはオイット・タナク、ヤリ-マティ・ラトバラ、クリス・ミークの3台、シトロエン・レーシングはセバスチャン・オジエとエサペッカ・ラッピの2台というおなじみのメンバーだが、ヒュンダイ・モータースポーツはティエリー・ヌーヴィル、アンドレアス・ミケルセンに加えて、クレイグ・ブリーンをスポットで起用、Mスポーツ・フォードWRTもエルフィン・エヴァンスとテーム・スニネンの2台に加えて、ヘイデン・パッドンをスポットで起用することになった。

 ブリーンとパッドンは二人とも今季初のWRカーでの参戦となり、ブリーンはカーナンバー42、パッドンはナンバー20をチョイスしている。

 また、ヤンネ・トゥオヒノが運営するヤン・プロ・レーシングからはヨウニ・ヴィルタネンが最新のフィエスタWRCを駆ってプライベートで出場する。

 WRC2プロ選手権には4台がエントリー、シュコダ・モータースポーツは地元のカッレ・ロヴァンペラに加えてフィンランド・チャンピオンのエーリック・ピエタリネンを起用した2台体制、シトロエン・トタルはこのイベントをスキップしており、Mスポーツ・フォードはガス・グリーンスミスに加えてエリック・カミリーの二人が新しいフォード・フィエスタR5をデビューさせる。

 プライベーターによるWRC2選手権では、新しいフィエスタR5をデビューさせるTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの勝田貴元をふくめて全10台がエントリーしている。ERCジュニアU28チャンピオンのニコライ・グリアジン、オーレ・クリスチャン・ヴェイビー、ヤリ・フットゥネンに加えて2度の世界ラリークロス選手権王者のヨハン・クリストファーソンにも注目の一人だ。

 また、併催されるジュニアWRC選手権の今季第4ラウンドには選手権リーダーのヤン・ソランスをはじめ14台のフォード・フィエスタR2Tがエントリーしている。