WRC2024/05/24

ブラシア、シトロエンからシュコダにマシン変更

(c)Bulacia Motorsport

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 マルコ・ブラチアは、5月30日から6月2日にかけて開催されるラリー・イタリア・サルディニアからマシンをシトロエンからシュコダにスイッチする。

 23歳のブラチアは、シトロエン・レーシングからのオフィシャルサポートでSport&Youが運営するシトロエン・レーシング・カラーにラッピングされたC3 Rally2を駆って、ラリー・デ・ポルトガルからWRC2プログラムをスタートした。

 2020年のメキシコでシトロエンC3 R5でWRC3優勝を飾っているブラシアは、再びC3をドライブして勝利を狙う計画だったが、ステアリングの問題によりリタイアを喫したポルトガルを最後に、サルディニアとそれ以降でふたたびシュコダ・ファビアRS Rally2になることを明らかにしている。

 ブラシアは彼のシュコダに「Furia」(スペイン語で怒りの意)と名付けられた印象的なカラーリングを施したと説明、ポルトガルのチームであるザ・レーシング・ファクトリーがチームを運営する。

「僕たちはとても楽しみにしている」とブラシアは語った。「待ちに待ったシーズン開幕が計画通りにいかなかったので、この方針変更が僕たちのポテンシャルを発揮するのに役立つことを期待している。サルディニアは2019年に初めて参戦して以来、僕たちが常に競争力を発揮してきたイベントだ」

「ザ・レーシング・ファクトリー・チームと何度かテストを行なったが、すべて非常にうまくいっている。僕たちは同じモチベーションを持ち、同じ方向に進むことを望んでいると感じる。来週、僕たちが本当に好きなイベントがどうなるか楽しみだ」と彼は付け加えた。