WRC2022/12/18

ユヴァスキュラでロヴァンペラの王座祝賀会が開催

(c)Toyota

 2022年のワールドチャンピオンに輝いたカッレ・ロヴァンペラとヨンネ・ハルトゥネン、そしてトヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームの成功を祝うラリー選手権セレブレーションがフィンランドのユヴァスキュラで開催された。

 2022年シーズンは、ユヴァスキュラに本拠を置くトヨタGAZOOレーシングWRTにとって素晴らしいシーズンとなった。ロヴァンペラやハルトゥネンが6勝を飾って初のワールドチャンピオンに輝くとともに、チームはシーズン7勝を獲得してマニュファクチャラー選手権を制覇した。

 ユヴァスキュラのパビリオンで金曜日の夜に開催された無料公開フェスティバルにはトヨタ・チームの成功を祝うために数戦人ものファンが集まり、フィンランド国営放送のYLEがライブ中継を行っている。ロヴァンペラは雪が積もり始めた広場でGRヤリスRally1で豪快な走りをみせて、ファンの声援に応えていた。

 先日、FIAガーラでワールドチャンピオンのトロフィーを受け取るなど様々なパーティでお祝いを受けてきたロヴァンペラは、地元のファンに囲まれた公開イベントのスタイルでのタイトル祝賀会は思い出深いものになったと語っている。

「最高の雰囲気だね。このようなイベントが開催されたことは素晴らしいことだ」とロヴァンペラは語った。

「他の場所と比べると、ホームでのこのようなパーティはリラックスできるし、一般の方やファンの方のために作られているので特別な気分だよ」

「ラリー・モンテカルロでは苦労したけど、新しいクルマに慣れたことも決め手のひとつだった。クルマも終始好調で、技術的な問題もなかった。そうやってポイントを取り続けることができた」

「この後はもう今年のパーティはない。あとは新しいシーズンが始まるのを待つことになるよ。その前にもう少し長い休暇があるといいけれど、僕たちのスポーツではシーズン間にそれほど長い休みはないんだ」

 ユヴァスキュラで行われたタイトル祝賀会には、チームメイトの勝田貴元、エルフィン・エヴァンスとともに4度のワールドチャンピオンに輝いているフィンランド出身のトミ・マキネンとユハ・カンクネンが出席している。