ヤルモ・レウティネンは、今月8月17日から20日にかけて行われるADACラリー・ドイッチュランド後に、TOYOTA GAZOO Racing のスポーツディレクターを辞任する予定だ。
ミッコ・ヒルボネンのコドライバーとしてフォードとシトロエンにおいてWRCで15勝を挙げた経歴を持つレウティネンは、今季初めにトヨタがWRCに復帰して以来、チーム運営において重要な役割を果たしてきた。
スウェーデンでヤリ-マティ・ラトバラの勝利、そして8日前にはフィンランドでエサペッカ・ラッピの勝利を目にした48歳のレウティネンは、「我々が共に創り上げた成果は素晴らしいものだった。私は彼らに貢献できたことを非常に誇りに思っている」と語った。
「私はチームが今後も今季の有望なスタートを足掛かりにして躍進してくれることを願っている。そして自分のキャリアの新しい章に進んでいく」
チーム代表のトミ・マキネンはレウティネンに感謝を述べた。
「ヤルモは我々のプロジェクトの最初の達役者の一人であり、我々は皆、彼に非常に感謝している。彼は献身的なスポーツディレクターであるだけでなく、我々皆にとって良き友人であったので、彼の将来のために最善を願っている」と彼は語った。
レウティネンの後任は、今後正式に発表される予定だが、それまでの間、ラリーエンジニアのクリストファー・ロウデンとテストマネージャーのティモ・カンクネンが彼の任務を分担する。