セバスチャン・ローブは、シトロエン・レーシングから2018年の世界ラリー選手権の3ラウンドに出場する。ローブがWRCに出場するのは2015年のラリー・モンテカルロ以来となる。
ローブの参戦プログラムは、ラリー・メキシコ、ツール・ド・コルス、ラリー・デ・エスパーニャの3戦となり、ローブが出場しない残り10戦ではクレイグ・ブリーンが全戦出場のクリス・ミークとともにC3 WRCを駆ることになる。
「今年行われたテストセッションの後、誰もが喜んでくれた。僕は何よりもまず、この3つのラリーへ出場することが次の論理的なステップだった」とローブは語った。
「この気持ちをわかってくれると思う。これまで経験したなかで最もスリル満点の気分だよ。新しいWRカーをドライブすることは実戦でドライブすることが待ち遠しいよ」
ローブはターゲットとするのは結果ではなく、ラリーというスポーツを楽しむことに重点を置くと強調した。
「私は結果についての期待はなく、ただ自分自身を楽しむつもりでいるんだ」とローブ。
「僕はツール・ド・コルスのいまのルートはあまり詳しくはないが、ターマックのラリーがお気に入りだからフランスのラウンドに参加することは理にかなっていると思った。スペインもいい選択だね。グラベルも挑戦したいと思っていたが、そのなかでもメキシコを選んだのは、ラリーの記憶が残っていて、最後にチャンピオンシップに参加してからのルートがあまり変わっていないからだ」
2016年にシトロエンから8戦に出場したステファン・ルフェーブルは来季はWRC2プログラムに限定されることになり、カリド・アル-カシミが数戦において3台目のC3 WRCを駆ることになる。