WRC2024/02/11

勝田貴元、大好きなスウェーデンで表彰台なるか

(c)Toyota

 勝田貴元にとってラリー・スウェーデンは表彰台をターゲットとしているイベントの一つだろう。彼はこの週末は上位で戦うことは簡単ではないかもしれないと状況を分析しつつも、トヨタのマニュファクチャラーズ選手権制覇に貢献するためにもいい走りをして結果を持ち帰りたいと考えている。

 勝田にとってラリー・スウェーデンは得意とするイベントの一つだ。TGR WRCチャレンジプログラムのドライバーとしてフォード・フィエスタR5で出場した2018年にWRC2カテゴリー初優勝を飾っており、2022年はGRヤリス Rally1で総合4位に入っている。

 トヨタは先週、中央フィンランドでプレテストを行い、勝田は、エルフィン・エヴァンスとカッレ・ロヴァンペラと同様に一日ずつトヨタGRヤリスRally1のステアリングを握っている。エヴァンスとロヴァンペラはその前の週末も北極圏のアークティック・ラップランド・ラリーに参戦して走行距離を重ねており、一歩前を行く準備がしたことは確かだが、それでも勝田はこれまでも雪や氷のラリーを走ることを楽しむことができていることから、今週のスウェーデンでも速さを発揮したいと自信に満ちている。

「スウェーデンは常にエキサイティングですし、WRCのカレンダーの中でも好きなイベントのひとつです。TGR WRCチャレンジプログラムでヨーロッパのラリーに出始めて以来、雪や氷の上を走ることを心から楽しんできました。昨年のスウェーデンでは速さを発揮することができたので、今回もいい走りをした上で、いい結果も出したいと思っています」

 勝田は、ロヴァンペラやエサペッカ・ラッピといったパートタイムのドライバーがより後方の有利なスタートポジションで走行することが、自身の表彰台のチャレンジを厳しくするかもしれないと分析している。

「ラリー・スウェーデンはいつでも大きなチャレンジですし、今回はカッレを含む速いドライバーたちが自分よりも後方からスタートするので、上位争いをするのは簡単ではないでしょう。それでもマシンの仕上がりはとてもいいのでハードにプッシュして、自分にできる最大限のことをしたいと思います」と勝田は語っている。