フランス選手権第8戦のクリテリウム・デ・セヴェンヌ・ラリーが洪水注意報によって最終日がキャンセルとなり、レオ・ロッセルの初戴冠は最終戦のラリー・デュ・ヴァール(11月21〜24日)に持ち越しとなった。
WRC2に参戦するヨアン・ロッセルを兄にもつレオは、エロー県モンペリエ近郊で行われていたクリテリウム・デ・セヴェンヌ・ラリーの初日、ヨアン・ボナートに対して15.5秒差をつけてリードして金曜日を終えたが、メテオフランスが雨水、雷雨、洪水に対する警報を発令したことに伴い、その夜、イベント主催者は土曜日の中止を決めることになった。
天候の脅威によってクリテリウム・デ・セヴェンヌ・ラリーの最終日が中止になったものの、イベントは初日の結果をもって成立となり、チャンピオンシップポイントは半分が与えられることとなり、ロッセルが118ポイントでリード、12.5ポイント差でボナートが続いている状況となっている。
この週末に戴冠する可能性があったレオ・ロッセルは、11月の最終戦ラリー・デュ・ヴァールまで待たなければならないことになる。