APRC2021/12/20

APRC開幕戦ラリー・オブ嬬恋が中止

(c)Takeshi Sakuma

 Rally of Tsumagoi 大会事務局は、2022年FIAアジア-パシフィック・ラリー選手権アジア・カップ開幕ラウンドとして2月4〜6日に開催が予定されたラリー・オブ嬬恋の開催中止を発表した。

 ラリー・オブ嬬恋はAPRCのウィンターラウンドとして開催が期待されてきたが、2020年は台風による道路被害の影響でキャンセルを余儀なくされ、2021年もふたたびコロナウイルスの流行によって中止となっていた。ラリー・オブ嬬恋は、2022年についてもラリー北海道とともに日本で2つめのAPRCラウンドとして先日のワールドモータースポーツカウンシルにおいてAPRCカレンダーとして承認されていたが、3年ごしの夢の実現はまたしても至らなかった。

 同大会事務局は次のように発表している。「APRC Rally of Tsumagoi 2022 は残念ながら開催中止とさせていただきます。オーストラリアやニュージーランド、他アジア諸国の参加者から雪のラリーに参加したいとの声を受けてAPRC第一戦として準備してまいりましたが、このところの新型コロナウイルス、オミクロン株の影響により日本への入国がさらに厳しくなる傾向と予想されますので、残念ではありますが中止との判断をさせていただきました。また、同時開催予定でありました東日本ラリー選手権も開催中止とします」