ERC2020/08/02

ERCラトビアの観客は2000人に制限へ

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 ヨーロッパ・ラリー選手権第2戦として8月14‐16日に開催されるラリー・リエパーヤは、新型コロナウイルスの拡散を抑えるために、ラトビア政府が決定した屋外でのイベント開催に関する新しい規定に基づき、観客動員数を制限することを決定した。政府の新しい措置では屋外のイベントの観客数については3000人に制限されることになり、それを超えないようにするために、主催者はチケットの販売枚数を2000枚以下に制限するという。

 また、主催者はソーシャルディスタンスを確保して感染を防ぐことを目的として、予定されていたプログラムをいくつか変更することを決定した。ラリーベースがおかれるリエパーヤとタルシの市街地で計画されたスペシャルステージはキャンセルとなり、スタートおよびゴールやサービスパークの一般公開についても中止することになった。

「新型コロナウイルスの流行についてはラトビアあるいは世界的にも蔓延は完全に止められていないが、現在の疫学的状況のおかげでこのヨーロッパレベルのイベントをラトビアで開催することができる。ファンがタルシとリエパーヤの屋外で週末を過ごし、ラリーを楽しむことができるようになったことをうれしく思っている」とラリー・リエパーヤのディレクター、ライモンズ・ストロックスは語った。

「私たち全員がいくつかの追加制限に耐えなければならず、それはラリー・リエパーヤに関わるすべての人に影響を与えることになるが、このイベントが開催され、観客の安全が守られる状態で開催されることが重要になる」

「観客の皆さんには、個人の衛生管理を徹底し、一つのエリアに人が集まらないようにし、他の競技者との距離を2メートルに保ち、安全なイベントにするために責任を持って参加していただきたい」