WRC2023/12/04

GRヤリスRally2の開発段階が終了

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシングWRTは、月曜日にGRヤリスRally2の一枚の写真を公開するとともに、開発段階が完了したことを明らかにした。

 トヨタGAZOOレーシングWRTが生産する初のカスタマーラリーカーである新型GRヤリスRally2は、2024年1月1日のFIAホモロゲーションの承認に向けて、FIAとの確認作業や申請書類などの準備が最終段階となっていた。

 トヨタGAZOOレーシングWRTは、月曜日にソーシャルメディアにおいて、「GRヤリスRally2コンセプトの開発段階が終了し、正式なデビューが近づいてきました」という短いコメントとともにGRヤリスRally2の写真を公開、2024年のデビューに向けてすべての準備が整ったことを公式に認めている。

 実際のところGRヤリスRally2の初期ロットの部品についてはすでに秋には部品の発注が開始され、11月序盤には中央フィンランドのファクトリーで製作が始まっている。

 チーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラは、先日、2024年のラリー・モンテカルロにはGRヤリスRally2が最大5台参戦し、初年度には40台から50台のマシンを量産する見込みだと明かしている。