今年のWRCカレンダーから外れたのはラリージャパンと同じだけれど、「どうせなら、派手にやっちまおうぜ」と思ったのか、国別対抗戦をド派でにぶち上げたメキシコは。最初はレース・オブ・チャンピオンズ的なイベントかと思っていたけれど、かなり凝ったイベントでした。
ゼロカーのドライバーがペター・ソルベルグってのも妙に豪華だけれど、参加ドライバーがまた渋いチョイスなのですよ。ハリ・ロバンペラ、トニ・ガルデマイスター、マンフレッド・ストール、アンドレアス・アイグナー、ダニエル・ソラ、チェビー・ポンス、P-G.アンダーソン、パトリック・サンデル、ナイオール・マクシェア、ブリス・ティラバッシ、ディディエ・オリオール、etc......。超一流どころじゃないかもしれないけれど(元チャンピオンのオリオールが超一流か)、なんか嬉しいラインナップでしょ(^^;)。
で、なぜかイタリア代表は、ピレリのラリーマネージャーのマリオ・イゾラだったりする(^^;)。グラベルラリーを走るのは初めてなのに。ま、同じ時期にイタリア選手権があるから仕方がないか。
ニュースでお伝えしたように国別対抗戦はスペイン(ソラ&ポンス)、個人総合はマンフレッドが勝ちました。勝ってもイベントに対する文句をブチブチ言っているのが、いかにもマンフレッドっぽくて最高です。またWRCに帰って来てくれないかなぁ。今のWRCには、マンフレッドのようにコンスタントに表彰台に絡んでくる中堅どころが不足しているんですよ。
マシンはランサーやインプレッサのグループNばっかりだったけれど、一切問題なし。なんとなく名前を知っているドライバーがワラワラ出て来るだけで、豪華な気分になってくるものです。メキシコ、上手い所を突いてきましたよね。
マンフレッド曰く、ポイント計算が複雑過ぎるとの事だけれど(確かによく分からんかった(^^;))、こういった面白い試みはドンドン導入して欲しいな。
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