イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

ヨキコネ!

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 どうやらヤリ-マティ・ラトバラは完全復活したみたい(本人談)。詳しい内容は、例によってニュースを見て下さいな。相変わらずコメントが能天気なので、「ホントに大丈夫だよな......?」と思わなくもないけれどね(^^;)。

 ちなみに今回のテストで、ラトバラはあのリスト・マニセンマキにアドバイスを仰いでいます。マニセンマキと言えば、トミ・マキネンのコドライバーだったお人。彼はラッセ・ランピと一緒にラリースクールを運営しているんですが、そこでサポートしていたのが、ユホ・ハンニネンなんですよね。

 ハンニネン曰く、フィンランド・ラリーの本流はユバスキラ周辺だそう。他の地域のドライバーにはなかなかチャンスがないそうな。東フィンランド出身のハンニネンはマニセンマキのサポートを得るまで、本当に大変だったとも言っていました。

 つまり、ユバスキラ周辺出身じゃないと、おいそれとピックアップしてもらえない。同じ事をスウェーデン系(南部出身)のマーカス・グロンホルムも言っていますよね。

 ユバスキラ周辺出身は何が有利なのか? これつまり『ティモ・ヨキ・コネクション(通称ヨキコネ)』なりと。ここでティモ・ヨキを説明していたら、1本の企画になってしまうので省略しますが、要は若いフィンランド人ドライバーをサポートする太っ腹なオッサンです。

 このヨキのサポートを受けていたドライバーの系譜(カンクネン、マキネン、ロバンペラ、ガルデマイスター、ヒルボネン、ラトバラ)は、ほぼユバスキラ周辺を出身地にしています。

 ハンニネンの話だと、マニセンマキはマキネンとは組んでいたとはいえ、ヨキコネとは一線を引いている様子......。今回ラトバラのサポートをしたって事は、今はヨキコネに協力もしてるのかな? 

 なんだか、こんがらがってきたぞ〜(^^;)。フィンランド・ラリー関係者相関図を作ったら、強烈な代物になりそうですな(マーカスのポジションがオモシロそう)。


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