イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

オーストラリアはPがアツい。

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 久々の欧州圏外イベントとなるオーストラリア。当然、ヨーロッパのイベントよりはエキストラな予算が必要となるので、ペター・ソルベルグのようなプライベーターは参戦を回避する傾向があります(ちょっと前は違ったんだけどな〜)。

 それにしてもペターがいないだけで、かなり寂しいエントリーに見えちゃいますね〜。とはいえ、セバスチャン・オジエの緊急参戦でかなり持ち直した印象ですかね (^^;)。

 が、ことPWRCに関しては、オーストラリアが今年一番の面白さになりそうです。理由はふたつ。まずはFIA地域ホモロゲーションが認められて、遂にWRCデビューを果たすトヨタ・カローラS2000の存在。

 オーストラリア選手権では、グループN勢相手にかなりのスピードを見せていたので、ベルナルド・ソウサのアバルト・グランデプントS2000あたりと比べてみたい所。それにドライバーがね、トヨタ・ファン的にはお馴染みのニール・ベイツですよ(^^)。97年オーストラリアを思い出しますな〜。

 そして、コディ・クロッカーです。マシンがインドネシアから届かずに参戦断念かと思いきや(凄い話だよな〜(^^;))、なんとか国内でマシンを調達できた模様です(詳しくはニュースを見てねん)。

 ラリー北海道を観に来ている人ならばご存知のように、APRCでのコディのスピードは正に圧倒的。PWRCタイトルを狙えるくらいの力は充分持っているし、本人も長くPWRC参戦を希望しています。

 PWRCという土俵でベイツやコディがどんな走りを見せてくれるのか。タイトルを狙う面々にとっては微妙にお邪魔な存在ですが(特に連勝が絶対条件の新井さんあたりには(^^;))、観る方的には大歓迎です。ってことで、来週のオーストラリアはPWRCの優勝争いにも、是非注目して下さいませ。


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