人を見る目がないと言われればそれまでだけれども、2006年当時はアントン・アレンが、次世代のスタードライバーになると確信してたんだけれどなぁ......。
あの『無冠の帝王』の息子で、かなりのイケ面、しかも早々にアバルト・ワークスから抜擢。これだけ条件が揃っていたのに、アバルトから首を切られそうな気配ですよ(詳しくはニュースにて)。
忘れもしない2006年のラリー・フィンランド。グループNでパトリック・フローディンとの間で強烈なバトルを繰り広げていたアントン(しかも勝った)。パパ・アレンの親バカっぷりと、アントンのスター然とした不遜な態度に、「これは来る!」なんて確信したものでした。
ちなみにその時、グループN3位に入ったのが、今年のフィンランドでも活躍したマティ・ランタネンね。このランタネン、一応誌面で紹介したものの、あまりにもルックスが地味だったので(のび太似(^^;))、「これは来ない」とバッサリ切った記憶が......。ま、ラリー編集者何年やったって、こんなものです(^^;)。
ところで、ある読者の方から「マスーって誰?」との質問が届きました(^^;)。
マスー→マシュー・ウィルソンです。
あの何とも言えない飄々とした雰囲気がマスーって感じなんですよね。チョイ失礼なので、くれぐれも本人に向かって「マスー!!」とか言わないで下さいね。ちなみに彼の本当のニックネームは『マット』です。
こちらの二世は、どんなにボンヤリとしたリザルトを出し続けても、一切クビの心配がないよなぁ。マスー自身は素直で良いヤツだけに、なんだかモヤモヤした感覚だけが残りますね。そういった意味でも、マスーはマスーって感じ(どんな感じだ)。
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