イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

若者は黄色いランサーを目指す。

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 いつの間にか始って、いつの間にやら終っていたピレリ・スタードライバーの一年目(^^;)。それまでは国内戦レベルを戦っていて、4WDターボにすら乗った事のない若者に、最新鋭の三菱ランサーエボリューションXのグループNをポンと与えても、慣れるだけでシーズンが過ぎ去ってしまった感じですな。アフリカ代表のジョン・ウィリアムスなんてペースノート自体が初めてだった訳だし (^^;)。

 しかも、ラリーアート・イタリーが気合を入れまくったエボX(ピレリのフルラーカッコヨス!)が、ギヤボックスに問題を抱えていて、なかなかノートラブルでラリーを戦えなかったのも厳しかったようです(後半は解消)。

 そんな中でも、キラメキを見せたのが、欧州代表のヤルコ・ニカラ(フィンランド)。イヌスケ的には、去年からチョイチョイ名前が挙がっていたマルティン・セメラド(チェコ)の方を注目していたんですが、スピードで他の4人をニカラが圧倒していましたね。

 ニュースにもアップしましたが、プロドライブのラップワースもニカラの名前を挙げているし、ポーランドで会ったピレリのマリオ・イゾラ(なぜかラリー・チャイナにエントリー(^^;))も、「5人の中ではニカラのポテンシャルが圧倒的」って言ってたっけ。

 既に来年の第二期ピレリ・スタードライバーも中東以外の4人が決定しています。今年の面子も含めて、誰がトップドライバーまで上りつめるのか。その結果が分かるのはもう少し後になりそうです。


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