イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

ウォールに激突とは。

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 クリスマスも間近なのに、イタリアではラリーが開催されています。重箱の隅をつついてナンボのラリーXモバイル(^^;)。しっかりニュースでフォローしたんですが、実はこのラリー・デル・チョケットには、ロバート・クビサも参戦予定でした。

 クビサは直前にスタートを取りやめたようです。その理由が雪。たしかに、ターマックをスタッドなしで走るのは凄く危険です。いくらルノーが、クビサのラリー参戦に寛大だったとしても、リスクを賭けてまでローカルラリーに参戦すべきじゃないと判断したんでしょうな。

 そうえいば、何年か前のモンテカルロで、ペター・ソルベルグがコースオフしたことがありました。ペターはその時の状況を「スタッドなしでスノー路を走って、そのままスライドしてウォールに激突した」と答えてくれまして、僕もそのままレポートに書いたんですね。

 この文面を読むと、かなりのスピードで壮絶にクラッシュしたように思うじゃないですか。ところが、帰りの便でたまたまモンテカルロのニュー映像が流れて、ペターのクラッシュを見たら、10km/h以下のスピードでノロノロと、壁にぶつかっていたんですよ(^^;)。たしかにスライドして壁にぶつかっていたけれど、とても"激突"とは言い難かった。

 ラリーにおいて、取材陣がアクシデントに遭遇する確立は非常に低くいものです。ほとんどの場合、ドライバーに状況を説明してもらうしかありません。ラリーX時代、後から映像を確かめて、『あ〜、こんなコースオフだったのね』と思う事が何度もありましたから......(^^;)。

 今日はクビサのネタから、随分話が脱線しちゃいましたね(^^;)。


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