イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

S2000、栄枯盛衰。

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 想像していたとはいえ、SWRCに続々とエントリーが集まっていますな〜。ベルナルド・ソウサ、チェビー・ポンス、マルティン・プロコップ、ヤンネ・トゥオヒノに続いて、ナッサー・アル-アッティーヤもフォード・フィエスタS2000での参戦を決めました。これでフィエスタが5台ですよ。マルコム・ウィルソンはウハウハだね(^^;)。

 ナッサー=スバルでPWRCというイメージが出来上がっていたので、正直寂しい気持ちもあったりするんですが、去年のレギュレーション違反で嫌気がさしちゃったんでしょうな。まぁ、S2000とは比較にならないほど、グループNはグレーゾーンが多いカテゴリーだし......。

 SWRCに話題が集まる中、今のところPWRCに出てきそうなのは、スバルの新井敏弘選手、三菱のアルミンジョ・アラウジョくらいでしょうか(アラウジョはS2000へのスイッチの可能性も語っていますが......)。ナッサーがいないPWRCってのも相当寂しくなりそうです。

 フィエスタのバカ売れで新しいS2000がガンガン登場するのは嬉しいんだけど、こうなってくると逆にアバルトやプジョーが恋しくなってきます。どうやらアバルトはIRCにも出て来なさそうだし、プジョーも体制縮小の雰囲気がチラチラ。やっぱりS2000は、新しいマシンが出て来るたびにベストマシンが入れ替わる事になるのかな。

 ちなみに、去年のベストS2000と言われているシュコダ・ファビアS2000で、SWRC参戦を表明しているのは、現時点でパトリック・サンデルとエイヴィンド・ブリニルドセンのふたり。こちらも開幕までにはもう少し増えそうな気がしますね。

 そうそう、『Young Drivers File Vol.02ブリにルドセン』の中編がアップされました。なんでもブリニルドセンが一番負けたくない相手が、サンデルだそうです。その理由は......是非インタビューをチェックしてみてください(^^)。


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