青田買い大好きっ子のイヌスケが、当Blogで地味に推し続けているのが、この人。
ティエリー・ヌービル(22歳)。
先日のIRCカナリアスでユホ・ハンニネン、ヤン・コペツキのシュコダ・ワークス勢に続く3位に入って、「彼は成長した!」と先輩のロイクスからもお褒めの言葉を貰っています。とはいえ、ご存知のように彼はベルギー人。ベルジャンに関しては、ラリーファンならば、よくよく知っている法則がありまして......(^^;)。
『ベルギー人WRCで大成せず』
どんなに期待されていても、どんなにスピードがあっても、なぜかベルジャンはWRCで成功しないんですよね(^^;)。ブルーノ・ティリー、フレディ・ロイクス、フランソワ・デュバル......。トップワークスに長年所属しながら、この3人で挙げたWRC勝利は1勝のみ(2005年オーストラリアのデュバル)。
フォード・ワークス時代から脇役感の強かったティリーはいざしらず、ロイクスにせよ、デュバルにせよ、デビュー当時は『次世代を担うのはコイツだ!』と周囲から凄まじい期待をされていたものです。
1995年当時、ロイクスではなくリチャード・バーンズが、2002年当時、デュバルではくミッコ・ヒルボネンが、彼らを上回る成績を残すと予想した人はいなかったんじゃないかなぁ......。まぁ、ロイクスとデュバルでは事情が違い過ぎるし、ロイクスはその後IRCで大活躍したから、そんなに悪いキャリアじゃないと思うけど。
そして、ヌービル。セバスチャン・ローブの引退もそうと遠くない事を考えると、PSAにはセバスチャン・オジエに続く若手もいないので、来年あたりシトロエンから抜擢される予感がひしひし。
調べてみたら、2008年の段階でヌービルってピレリ・スタードライバーの選考オーディションに参加していたのねん。そろそろ、某ベルギー人ジャーナリストが、『ラリーXの日記にコイツはどうだ?』って薦めてきそう(^^;)。果たしてヌービルはベルジャンの法則をぶち破れるのか、これからも生暖かく見守っていこうと思います(^^;)。
最近の若者はみんなこのマイクの持ち方するな(^^;)。
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