イヌスケのそれでもラリーは続くのだっ!

フツーのS2000でいいです。

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 本日、なかなか興味深いニュースがアップされました。ポーランド選手権第4戦ジェシュフ・ラリーにフォード・フィエスタRRCを持ち込んだミヒャール・ソロボブが、「フィエスタRRCは駄目じゃこりゃ」と、盛大にダメ出ししているのです。

 どうやら30mm径リストリクターで絞られた1.6Lターボエンジンで、2.0L NAエンジンを搭載するS2000に対抗するのは厳しい様子。ソロボブ自身も、次戦からはこれまで使っていたフィエスタS2000に戻す予定だそうな。

 と、ここで思い出したのは、先日のラリー・フィンランドでWRCデビューを果たしたスバル・インプレッサWRX STI R4。ドライブを担当していたP-Gアンダーソンは、『グループNよりは速くなれるけれど、S2000と同じレベルまでは、ちょっと厳しいかな』なんて言ってました。ご存知の通り、R4は、S2000と同じ選手権を戦うためにグループNの規制を緩めたマシンです。

 つまり、違う規格のマシンをイコールコンディション化するのは、どんなに頑張っても無理なんですよね(^^;)。これで1.6Lターボエンジンの規制を緩めたら、既存のS2000ユーザーは激怒するだろうし、R4も絡んできて問題はさらに複雑化(^^;)。

 この辺りキチンと整理しないと、チームもファンも混乱するばかり。FIAには是非ともシンプルかつ、分かりやすいレギュレーションを導入して欲しいものですな。ちなみに、パフォーマンス云々はさておき、フィエスタRRCのテストカーのカラーリングはカッコイイのでは(^^;)。


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