エフゲニー・ノビコフのシトロエンDS3WRCスイッチの一報にビビりつつも、本日は別のお話。
アルザスから鬼のように「こぼれ話」を連発しているウルノ・アーバも書いていますが、フォードのメディアスタッフを長らく務めてきたジョージーナが、ラリー・ド・フランスを最後に、チームを去るそうです。
ここで改めて言うまでもなく、フォードの広報スタッフふたり(ジョージーナ&マーク)には、本当にお世話になりまくりでした。取材のアテンドは完璧、こちらの無理難題や面倒な質問にもサラリと応えてくれるふたりは、プロ中のプロ。WRCの現場で彼らの仕事を悪く言う人っていないんじゃないかなぁ。
ジョージーナとの思い出で頭に浮かぶのは、2006年のラリージャパンです。フィンランド人ドライバーと行く東京観光なんてトンデモ企画が実現できたのも、彼女のお陰でしたから。
取材日の浅草は、運悪くぶち当たったサンバカーニバルで大混雑。慣れない人混みに、テンションがダダ下がるフィンランド人達(特に某チャンピオン様)。ヤバイ空気が漂い始めた時、ジョージーナが僕に耳打ちをしてきました。
「ビールよっ。彼らにビールを飲ませれば、問題ないわ」
彼女の言葉通り4人にスーパード●イを渡すと、雰囲気が一変。ご機嫌になった彼らと浅草〜秋葉原〜丸の内を巡り、取材は無事終了。マーカスも最後は「今日は楽しかったよ〜」なんて喜んでくれました。
元WRCメディアスタッフは、皆さんたいてい出世するもの。F1のレッドブルとフォースインディアのメディアスタッフは、元スバルだったりするしね(ケイティとルーシー元気かな〜)。
個人的にジョージーナは、ラリーに関わり続ける気がするんですよね。とにもかくにも、今まで本当にお世話になりました。そして、ありがとう!
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